(社長ブログ)No4489 東京オリンピックの開会式に看取り、、、有料老人ホームだからこその良さと、全員で送ることの感慨深さを実感

No4489 東京オリンピックの開会式に看取り、、、有料老人ホームだからこその良さと、全員で送ることの感慨深さを実感

 

 

遠い昔の東京オリンピック

東京オリンピック、

なんだか遠い昔のようになってしまいますが、、、、

 

 

実は、、、、

開会式の日に一人、

お見送りをしました。

 

 

3時とか、4時に連絡があると、

「いよいよか」と分かっているので、

起きて有料老人ホームあんしん村に向かいます。

 

 

先生も駆けつけて下さり、

挨拶をさせてもらい、

感謝の言葉を伝えます。

 

 

こんな時、

思い出が走馬灯のごとく流れます。

 

そして朝礼の時に、

全員感想の時に、

その方のことについて話し合ったりします。

 

 

朝からしんみりします。

いつかはやってくる死、

これに慣れたわけではありませんが、

わかっていても悲しいものです。

 

 

お通夜に参加させて頂きます

そして毎度毎度、

お通夜も参加させて頂きます。

 

元々県外にいらして、

コロナ禍の前に福井にいらしたため、

福井に知り合いがいらっしゃいません。

 

 

ちょうど、開会式の日は土曜日だったため、

その日のうちにお通夜を行いました。

 

 

お通夜が急だったことや、

家族の都合なども考慮して、

お悔み欄にも掲載しない、

なんてこともあります。

 

 

私たちは家族ではありません。

職員の枠も超えて(笑)、

同居人のように思えることもあります。

 

 

というのは、

コロナ禍であっても、

 

 

内部でのレクレーションをしたり、

 

 

天気がいいからお散歩行ったり、

 

日々の食事を見守ったり、

一緒に食べたり、

日々会話したり、

ありがとうを言ったり、

日々一緒にいたりするからです。

 

 

人のために尽くしてきた人生

その方からも、

たくさんのありがとうや、

たくさんの言葉や、

丁寧な志や、

お気持ちを頂きました。

 

 

だから、

色紙もびっしり書かれる、

というわけです。

 

 

この方は生涯独身で、

ご両親の面倒をしっかり見たり、

姪が大学生の時に預かったり、

ご自身も仕事をしっかりがんばったお陰で、

 

 

福井の家族に引き取ってくれました。

その方が重ねてきた徳を、

一気に浄化された、

そんな感じです。

 

 

 

サービス付高齢者住宅と何が違うの?

よく聞かれますが、

一言で言い表すことなどできませんが、

やはり「終身介護付き」の良さです。

 

この方も歩いているうちから、

最期までお見送りをさせてもらえた、、、、、

 

 

それは有料老人ホームのいいところです。

「終身介護付きだから」と、

問合せが多いのもそのためです。

 

 

また、ちゃんと看護師がいたり、

ちゃんと医師との連携をしたり、

しているからこそ出来ています。

 

 

それだけじゃなく、

介護スタッフのみならず、

厨房職員も、

清掃職員も、

デイの職員も、

いつも関わっているので、

みんなでお見送りが出来ました。

 

 

 

華々しいオリンピックの影になりましたが、

有料老人ホームあんしん村では、

オリンピックに負けない、

一大イベントになりました。

 

 

ありがとうございました。