再びコロナウィルスの感染者数増
色々と動いていた、
日曜日が終わりました。
皆様、どうお過ごしでしょうか。
福井は新幹線で活気づいています。
関連イベントが日々ありますが、、、、
私自身はどこ吹く風、
イベントに参加することもなく、
過ごしております。
その理由は、
コロナ感染者数がまた増えているから。
昨年８月のひどかった時以上に、、、
増えています。
今年１月の落ち着いた時で、４～５でした。
これは１医療機関当たりの罹患者数です。
新型コロナウィルスが出始めたころから、
この定点観測をしています。
それがなんと、
・福井地区 ５．５０名
・丹南地区 ３９．８８名
・若狭地区 １１．３３名
これを平均するから、
少ないように見えますが、
丹南地区がすごいです(汗)
私自身も、
他者と飲み会は解禁しつつありますが、
宿泊や密室でぎうぎうなところは遠慮。
まだまだ気を緩めることが出来ませんね。
３月３日（日）富山に参ります
そんな中、
富山県立中央病院の舩木先生より、
直接ご連絡を頂きました。
有料老人ホームあんしん村での看取りの様子を、
北陸の勉強会にて発表して欲しい
１日のうち、病院他、施設さんに何か所か発表して頂くのです
とのことでした。
北陸緩和医療研究会が主催で、
北陸の緩和ケアの取り組む、
病院さんが開催されています。
(画像にリンク貼ってあります)
富山県薬剤師会さんが
ホームページにアップしてくれていました。
北陸新幹線で一本で行ける！？
と思いましたが(笑)、
まだ３月３日ですからまだですね(笑)
有料老人ホームあんしん村の看取りの取組
コロナ前や以前は、
そんな特別なことをしている、、、、
とは思っていなかったのですが、
看取りや終身介護についての、
要望は高いです。
それは今回、
令和６年度の介護報酬改定についても、
そう感じます。
重度化対応について、
施設側の取組が認められてきつつあります。
その中でも、
特定施設入居者生活介護に看取り加算が付与されたり、
今回の改定でも、
情報提供加算（８０単位）が、
２種類に分かれ、
より丁寧に・・１００単位
シンプルに・・４０単位
となったことも、
うなづけるでしょう。
有料老人ホームあんしん村からの発表内容は
昨日はミスドで発表内容を
作っておりました。
こんな紹介文書は先に
提出しているので、、、
パワポでの発表内容を、
作成しておりました。
１施設１５分ほど、
という制限の中、、、、
手元に残す紹介文はほどほどに、
事例を中心に説明します。
重度の糖尿病、看取り前提だった方が、、、、○年長生き出来たとか。
腰の違和感から受診して、、、、病気を発症してホスピスに入院されたとか。
作っていたら感無量になってきます。
画像をほじくり出して、、、
説明してきます。
看取りを振り返ると・・・
そうして資料を作るうちに、、、
有料老人ホームあんしん村の姿勢が
見えてきました。
それは・・・
施設に入る時から、
終末期がはじまっており、
あんしん村での生活をどう過ごすか。
スタッフがどう支えるか。
がカギとなってきます。
そこには当然、
若い頃の話や、
どんな仕事で、
どんな性格で、
どんな家族で、
どんな生活を送っていたか、
が必然と必要となっています。
若い頃から写真が好きな男性
例えば、
若いころから写真が好きで、
支店長を任されていた男性。
妻の病気を期に福井へ。
近所を撮影したり、
カラオケ喫茶にいったり、
バスで妻の病院に行ったり、
自ら自分でこのデイに行きたいと言ったり、
していましたが、、、
病気になってからは、
廃用性がすすみ、
パーキンソンらしき症状もあり、
意欲も失せてきました。
ご夫婦での入所だったことや、
３階の目が届かないところがゆえに、、、
夫婦別室になり、
前日、三船先生の訪問診療があった、
翌日、急に亡くなりました。
どの例も人間臭さが出てきます。
急な例も、
家族に看取られての例も、
色々とあります。
家族の捉え方もバラバラなので、
そこは説明していきます。
今回のパワポを作るに、、
彼のカメラのSDカードに入っていた、
画像を見つけました。
それは、、、
満面の笑みで映った、
妻や娘・孫の写真でした。
それを使うことにしました。
３月３日は富山へ！
このように話していたら、
時間が足りませんね(汗)
続きは富山で♪
舩木先生他、
各病院さんも、
施設さんも、
手弁当で運営されています。
緩和ケアと言うと、
人生最期の場に、
立ち会える貴重なところ。
各病院や、
各施設の話を聞いて、
ほっこり温まってください。
お待ちしています。
参加申し込みはQRコードを読み取ります。
これだとスマホで見ていると、
アクセス出来ないのでリンクを貼っておきます。
https://hokuriku-kanwa8.peatix.com
peatix使ってる！
ハイカラですね！
よろしくお願いいたします！
終了後、どんな様子だったのでしょうか。。。。
R6/3/3(日)は富山にて第8回北陸緩和医療研究会、病院・介護施設の看取り・緩和ケアの取組を１日かけて学べる素敵なDAY！が終了、参加者総数は170～、全体の熱量は舩木先生の熱量だ。No5378
第8回北陸緩和医療研究会、無事終了しました
富山にて行われた、
第8回北陸緩和医療研究会。
無事終了しました。
別件対応が朝からあり、
到着が10時過ぎたのですが、、、、
すごいたくさんの人々でした。
なんとその人数、１７０人を超えたとのこと。
意識の高さを感じます。
代表世話人は舩木先生
代表世話人は、富山県立中央病院の
舩木先生です。
参加者が多かったり、
全体の熱量が多かったのは、
この舩木先生の熱量が大きかったからです。
ブログ掲載の許可を頂き、
撮影時だけマスクを外しています。
初対面でありながらも、
フランクに優しくいろんな方と
接しておられたのが印象的で。
参加者はその人柄や、
勉強熱心さに引かれたことでしょう！
看取りを行う施設の紹介
今回の研修会は、
プログラムにある通り、、、、
病院での緩和ケア、
在宅での緩和ケア、
施設等での緩和ケア、
と１日でまとめて学び得ることが出来ます。
病院でお勤めの医師らは、
在宅の取組はある程度ご存じですが、、、
施設での取り組みはわからない
とおっしゃっていました。
それくらいブラックボックスなの
でしょうか、、、もったいない。
しかしながら、
生活の中での医療、
生活の中での治療、
生活の中での緩和ケア、
を知って頂けました。
有料老人ホームあんしん村の取組
有料老人ホームあんしん村からは、
毎度こちらの表と、、、
入居者の事例を主に、
話しました。
重度の糖尿病、看取り前提だった方が、、、、○年長生き出来たとか。
腰の違和感から受診して、、、、病気を発症してホスピスに入院されたとか。
のみならず、
写真が大好きな男性が医師が訪問した翌日に急変、カメラに残された笑顔の写真とは。
おやつ後に急変された、ProBNPが3000～の入居前後の様子。
認知症で暴言ひどい方が入退院を繰り返し、がん末期で骨転移して看取りしたとか。
まだまだたくさんの事例がありますが、
一部をお話ししました。
施設等での緩和ケア
有料老人ホーム出何もしないか、
というとそんなことはありません。
有料老人ホームかなでさんの取組
終末期専用の８室＋能登地震の被災者受入れ
で奮闘しており、
クリニックが併設され、
医師が隣にいらっしゃり、
訪問看護師が常駐しているからこそ、、、
輸血といった難しい治療も行っています。
のみならず、行事や関わり、
ふれあいを大事にされています。
太陽のプリズムさんの取組
珍しいパーキンソン専用での施設ですが、
２４時間看護師を配置し、
末期がんの方も受け入れています。
食事やリハビリに加え、
行事なども行っています。
職員向けの研修会も熱心です。
看護小規模多機能ゲーテ
こちらも小規模多機能に訪問看護が
併設されていることを武器として、
訪問・通い・泊り・看護を
上手に組み合わせ、喜ばれています。
輸血や末期がん、
看取りなどもサポート。
参加者の反応は
全体で１７０名近くの方がいて、
病院関係者が圧倒的大多数でした。
医師の方々も、
たくさんおられました。
施設等の取組は、
非常に興味を持ってもらえたようです。
有料老人ホームなのに、輸血まで！？
パーキンソン専用！？
そんな目を丸くされていたのでは、
そう思います。
最後の感想で、
「玉石混合、色々な施設もある中で、
この場にいらした方々は意識がある方。
一方、何もしない、
質の低い施設もある」
とおっしゃっていました。
緩和ケアを見据えて、
あえて何もしないのではなく、
本当に放置プレイのようで、
悪質な施設さんもある、
ということでした。
大事なことは、
他を知る、
興味関心を持つ、
自分の患者の行く末を知る、
ことが重要！と
締めくくられました。
医師が開催する研究会
コロナ禍で出来なかった研究会、
久しぶりの開催とあって、
様々な緩和ケアが学べる場とあって、
開催も想定外の
たくさんの参加者でした。
プログラムを見ると、、、
昼休憩がない！？
と思ったら、
ランチョンセミナーが、、、
お昼時の１時間程度で開催されるセミナーで、ランチをしながら
参加出来る短時間のセミナー
というわけでした。
お弁当も大満足！！！
でした、
ご馳走様でした！！
医師が主催する研究会とは、
そういう常識も知らずに
多々失礼があったと思います。
お世話になりました。
ありがとうございました。
R6年度は、、、、
福井が代表世話人になる、
とのことでした。
今年の会場は、、、
県民ホールでしょうか！？
北陸新幹線を使って、
ぜひ福井までどうぞ！